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オフィスイチロウ(中山市朗事務所)概要

【はじめに、オフィスイチロウとは?】

 オフィスイチロウとは、怪談とオカルトに関する全ての事象や事項に関する業務を行う事務所です。

 怪談語りとオカルト。この二つは同じように思われるかもしれませんが、まったく別のものだと当方は認識しております。怪談は話芸です。これは幽霊や化け物、あるいは超常現象の肯定をするものではなく、あくまで怖い話を楽しむものです。怪異の起こった現場や事象をドキュメントしたり、調査をする場合もありますが、これも怪談を楽しむオプションであることもご理解ください。あくまでも聞き手側のイマジネーションで楽しんでいただきたく思います。

 オカルト、これは多分に誤解を受けているようです。一時期、オウムの問題やノストラダムスの予言の外れ(?)などもあり、オカルトとは怪しげな、無知蒙昧の戯言というレッテルが貼られてしまいました。また、科学合理主義にそぐわない、胡散臭いものとされたりもしました。しかし、ではオカルトとはどういう意味かと聞かれて、ちゃんと答えられる人も実はあまりいないようです。

 オカルトとはなになのでしょう?

 怪しげなもの?怖いもの?非科学的なこと?幽霊やUFOを語ること?実はこれはラテン語の“被う(occulere)”が語源であり、オカルトは“隠されたもの”という英語になるわけです。正確にいうと“故意に隠されたもの”と言うことです。故意に隠された?なにが?神の知識、御技が、です。

 古来、人々は神羅万象是れ神によって作られ、営まれていると考えました。だから支配層や知識人たちはその神の叡智を知ろうとしました。いや、神と語ろうとさえしました。そのための学問が古人たちの科学であったわけなのです。魔術や数秘学、占星術、錬金術や聖書の読み解き、しいてはフリーメーソンの奥義にもそれは応用、実践されました。『聖書』によるとモーゼは神と語った人物であり、モーゼは魔術師であり錬金術の祖であり、ユダヤの神秘主義思想“カバラ”もその根底にはモーゼから授けられた叡智が口伝によって伝えられたものであるとされています。

 日本は『聖書』の国ではありませんが、独特のオカルティズムが編み出されました。それは、神道霊学、陰陽道、風水学、秘教祭祀や呪術などであり、日本の歴史とともにそれらは実在していました、これらは世界の法則と自然の理を解明しようとする学問であったわけです。ちなみに、心霊主義というものも大正時代、西洋から来たSpritualismの翻訳された、霊魂を科学的に実証しようとする流れのもので、怪談とはまた別のものです。

 さて、これら現代の我々にとって非科学的と思われる事象、思想も、過去においては真実と見なされ畏怖されたと言えるでしょう。日本においても神社仏閣、古墳や祭祀場、そして天皇が居留する都も、その知識体型において設営、造営、霊封されたわけです。そしてそれらはそのまま、その形、風習、信仰、祭祀などによって今もなお日本の都市や自然の中に残っているのです。ただしその知識や実践法、理論体系は当然の如く、世界中のどこでも一部特権層のみのものとされ、一般庶民の目には決して見れない、触れることのできないものとされていました。

 いや、特権階級の者とて、大抵は未知なるものとして真の解読は不可能なものだったことでしょう。それが西欧では19世紀に入って、今の科学が体系化されるに従って、これらはそれらにそぐわない神秘主義、オカルトであると解釈され、異端視されるようになったのです。そしてその禁断のヴェールが、20世紀に入って徐々に剥がされ、出版もされ、同時に怪しげな新興宗教や自称霊能者などによって利用されたりしたのも事実なことです。

 ちなみに、ホラーとオカルトの違いを少し説明しておきましょう。『13日の金曜日』や『ポルターガイスト』や『悪魔のいけにえ』『リング』『呪怨』などはホラーですね。恐怖する映画。しかし『エクソシスト』や『オーメン』はオカルト映画として宣伝されました。『エクソシスト』は悪魔と神父の代理戦争、『オーメン』は『聖書』の黙示録に示されるヨハネの預言に関する文言(黙示13‐19)がキーとなる物語。つまり『神』と『異端=悪魔』がテーマとしてあるわけです。ちなみにインディ・ジョーンズ博士は『聖書』に出てくる「神との契約の箱=アーク」に関する専門家、つまりオカルト研究の権威という役どころでした。『レイダース/失われたアーク』はある意味オカルト映画なのです。西洋において、オカルトを語るにはまず『聖書』がありきなのです。

 それはさておき、日本は今、人々がやや自信を無くし、危うい状態にあると言われています。将来が不安であるという意見もよく聞きます。古来より日本は危機に対して穀然と構え、独自の考え方で戦略を練り、そのたびに復興し、新しい何かを作り出しました。その独自の日本人を形成したもの、その要因は教科書で習う歴史とともに、天皇を戴き、神道も仏教も道教をも取り入れたユニークな隠秘学的論理の体系化と実践にあった、そこに日本人の特殊な民族性と文化があい成った、と私は思うわけです。そのことは現にオカルティズムの理論の実践は、古代から江戸時代にかけて日本列島に張り巡らされ、ある法則でもって計り見ることができるからです。

 ですから、その隠された謎を探り調べることが、しいては日本のこと、日本人のことを知ることであり、また神社の祭祀や祭神、その由緒などから地域の歴史を掘り起こすことによる、歴史の修正、実証、発見も有り得ると思うのです。これはまさに本物のミステリーなのであります。

 例えば、あなたの故郷や住んでいる近くに、不思議な神社仏閣、伝承や祭祀、遺跡や風習がありませんか?そこにはオカルトが封印されているかも知れません。その創設は?祭神は?由緒は?建物の配置は?鳥居の向きは?奥院は?周囲の神社や遺跡との関係は?氏神は?支配したのは誰?祭りの形式は?地元住民に同じ性が多くないか?鬼や妖怪の伝説は?

 いろいろな角度からそれらを探り、目に見えない法則を見て、隠されたものは何か?なぜ隠されたのか?それが歴史にどう係わって来るのか、何を意味するものかが必ず現れるのです。そしてそれは意外なものと結びついているかも知れません。そこには知的好奇心をくすぐる、日本のもう一つの文化の系統を再発見する要因が必ず存在していると思われます。そこが真のオカルティズムの魅力だと思うのです。オカルトは危険で無知のものではなく、真の古代の歴史と人間というものを知るためのアイテムなのです。古来より人は神とともに生きていたわけですから。

 オフィスイチロウは、そういったオカルト的事象や考えを信じるというスタンスでは決してありません。ただ、それが生まれ、体系化された背景や時代、動機などを探り、存在の根拠とその目的を探求し、そこから見えてくる人間の思考や畏怖の対象、そして客観的な神とその実在を見ようとするものなのです。そして大きな脈として、天皇という存在の謎がそれらの奥深くにあると我々は考えてもいます。

 怪談とオカルト、この似ているようで全く違う二つのものをライフワークとする中山市朗が、いよいよ個人事務所を立ち上げ、本格始動をはじめました。

 みなさま、よろしくお願い申し上げます。

                           オフィスイチロウ 中山 市朗

【業務内容】
★怪談
01.怪談執筆
02.怪談語り
トークイベント、怪談会開催、ゲスト出演、メディア出演等
03.怪談系の映像作品の制作(DVD、Web)
04.怪異に関する相談、調査
05.大阪怪談の掘り起こし

★古代史、オカルト
06.執筆、ライティング
07.講演、メディア出演
08.日本の古代史に関する調査
神社、仏閣、隠された神、祭祀、秘儀、陰陽道、風水、伝承、伝説、聖徳太子、卑弥呼、邪馬台国、丹後王国、物部、海部、忌部、秦氏、出雲王国、東北王国、霊言学、霊数学、四国王国、レイライン、国東半島と姫神、九州王国、藤原不比等、天皇、日ユ同祖説、巨石文明などなど。
09.オカルト関係に関する調査
秘密結社、西洋のオカルティズム、聖書研究、UFOなど。 また日本の古代史を探るには朝鮮半島、中国大陸、果ては中東、イスラエルを知らねばなりません。また天皇祭祀の根源は古代エジプトの秘儀にあるかも知れない、と推測しています。そういう調査もいずれ実施したいと思います。
10.古代史、オカルトに関する映像作品の制作(DVD、Web)
11.『古代史探偵団』動画(無料)の制作、配信、管理
12.町おこし

★電子書籍の編纂、出版
13.書店では入手不能の歴史書、資料などを復元、電子化して出版します。

また企画の持ち込みなども歓迎いたします。
調査依頼等も受け付けます。まずはお気軽に。 
また当方は霊感とは無縁です。

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