中山市朗・サルでも解る「オカルト大辞典」『は行』


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秦氏 ★フリーメーソン ★プロビデンスの目


★秦氏

三世紀から五世紀にかけて、朝鮮半島を経由して日本にやって来た渡来人集団。その正体は、不明とされている。
彼らの実態は、大陸から流れてきた技術集団であり、農民であり、労働者であった。彼らが大挙、日本列島に渡来してきたことは、大和政権が経済的に巨大化するGDPを作り出したことと、国土開発に技術面で、大きな影響を与えた。平安京造営にあたっては、今でいう巨大ゼネコンのような存在となり、藤原氏や賀茂氏と婚姻を結ぶことで、神道の主導権を握ったともされる。
自らは、秦始皇帝の末裔と称するが、明らかに流浪集団である。ただし、彼らは朝鮮半島にも仏教が無い時代に渡来していて、彼らの宗教観は謎である。
東洋学者・佐伯好郎(1871 ~1965)は、秦氏は原始キリスト教の景教を信仰するユダヤ民族ではないかという説をたて、学会では黙殺されるも、救世仏を信仰した新羅や花郎との関係、斑牛を犠牲に捧げたという宗教概念から、考察の余地はあると思われる。

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★フリーメーソン

1717年に、ロンドンで結成された、現在米国を中心に約600万人の会員がいる友愛団体。
その起源は、欧州の教会や城、街づくりに従事した石工組合とされる。
ただ、その奥義には、神秘的な教義が潜んでいるのは確実なことである。
近代欧州の歴史を知るには、キリスト教、王朝、フリーメーソンを抜きにしては語れない。

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★プロビデンスの目

フリーメーソンのデザインやアメリカの1ドル札にもある、目の意匠のことですね。
プロビデンスとは、自然界を支配する法則のことで、キリスト教に置き換えると、自然界を支配する神の意思、摂理を意味することになります。それをシンボリックに表現したのが、プロビデンスの目なのです。
元々は、ウジャトの目、ホルスの目、ラーの目から来ているものですが、ウジャトの目は、左目、ラーの目は右目で現されるので、プロビデンスの目は、ウジャトの目を現します。
エジプトの神話によれば、ホルスが父であるオシリスの仇討をした時に失った左目が、後に知恵の神トートによって返されます。よって、この左目は再生を意味することになり、すべてを見通す知恵の目、を意味するシンボルとなったわけです。これを『聖書』に置きなおすと、唯一神ヤハウェの目ということになるわけです。
アメリカ合衆国の国璽や1ドル札に使用されるプロビデンスの目は、アメリカ合衆国は神によって導かれる国であることを示すシンボルであるといえましょう。ただし、ピラミッドの上に描かれる目は、明らか古代エジプトの知恵を奥義とするフリーメーソンと関係することは間違いないと思われます。
古代エジプトの知恵、それはモーゼの秘密であり、『聖書』の奥義であるのです。それこそが、神羅万象を知る神の知恵と考えられていたのです。いわば、オカルトの源流ですね。

フリーメーソンの儀式は、この古代エジプトの知恵が象徴的に取り込まれ、アダム・ヴァィスハウプトが創設したイルミナティは、その神秘主義をさらに重要視し、利用したのです。
その象徴も、目、でした。
プロビデンスの目は、ずいぶん昔から使われていた神を意味する意匠であり、フリーメーソンやイルミナティの独自の意匠ではない、というのはある意味正しいのですが、これらの結社が、そのすべてを知る、見通す、目の奥義、秘密を真に知っているのは我々である、ということを、暗黙に主張したものである、と解釈するのが正しいと思われます。

下の目は、ホルスの目とされるものですが、アテン神との融合が見られます。太陽から無数の光線が放射している姿で現されるアテン神。
このあたりの詳細は、いずれ別項で。

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